なんらかの理由によって、決定した事項を相手に伝えるときのフレーズです。決定した経緯、背景によって言い回しを変え、適切なフレーズが使えるといいですね。
①〜でお願いいたします
物事が決定した後、その情報に関わる相手に連絡し、用意してもらうときに使うフレーズです。
- 正門の警備にあたっては貴社のご担当でお願いいたします。
- 各部署2名の参加でお願いいします。
②〜が(に)決定いたしました
相手が気にかけている事項、または以前から懸念事項であった内容などに対して、最終的に決定したことを伝えるフレーズです。
- 展示会の小間が決定いたしました。詳しくは添付のPDFをご確認ください。
- 次年度の当社年間カレンダーが決定いたしました。
礼儀長
あくまで入手した情報としての決定事項の連絡で、自分には決定権はありません。
③〜となりました
上記同様に決定事項を相手に伝えるためのフレーズです。
- 人事異動に伴い、来年度より新潟営業所へ配属となりました。
- 御社の担当をさせいただくこととなりました。
礼儀長
「決定いたしました」よりもソフトな表現です。
④〜いたします
「いたす」は「する」の謙譲語で、相手が誰でも使えるフレーズです。
- 福岡営業所を10月31日に移転いたします。
- 11月の総会はオンラインではなく、リアルで開催いたします。
⑤〜することになりました
決定事項の伝達によく使われるフレーズです。
- 新事業所の内覧会は下記日程で行うことになりました。
⑥〜する運びとなりました
決定に至るまで、準備を重ねるなどようやく発表できるようになった場合に用いるフレーズで、一定の重みを感じさせる表現です。
- 創業80周年を記念して、祝賀会を開催する運びとなりました。
⑦〜させていただきます
「させていただく」は「させてもらう」の謙譲語です。自分側の都合でなにかをする場合に使うフレーズです。
- まことに勝手ながら、12月をもちまして部品の供給を中止させていただきます。
礼儀長
あくまでこちら側の都合によるため、何度も使うのは控えたほうが良いでしょう。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!