参加をお願いしたいときは、相手への配慮として「ご多忙なところ恐縮ですが」や「ご多忙とは存じますが」などのクッション言葉を用いることでやわらかい物言いになります。
ここでは参加や出席をお願いしたいときのメールフレーズ6選を紹介します。
①ご出席ください。
軽いお誘いに使うのに適しています。
- 申込みは必要ありませんので、どうぞお気軽にご出席ください。
- ご都合がよろしければ、ぜひご出席ください。
礼儀長
「ご出席ください」はシンプルでストレートなフレーズですが、「出席」に「ご」を付けた尊敬語なので、使う相手を選びません。
②ご出席願います。
出席を心から強く望んでいる場合に使われるフレーズです。
- ご多忙とは存じますが、何卒ご出席願います。
- ご多忙中まことに恐縮ですが、ぜひご出席願います。
礼儀長
「何卒」「ぜひ」と付け加えることで、切望しているというニュアンスが伝わります。
③出席していただきたく存じます。
目上の人や社外の人に敬意を示したいときに使う、ビジネスメールではよく使われるフレーズです。
- ご多忙なところを大変恐縮ですが、出席していただきたく存じます。
礼儀長
「していただきたく存じます」は「してもらいたいと思っている」の謙譲語です。
④ご出席をお待ちしております。
出席を心から強く望んでいる場合に使います。
- ご多忙とは存じますが、ご出席をお待ちしております。
礼儀長
「お待ち申し上げております」も同様に使えますが、少し堅苦しさを与える表現です。
⑤お運びくださいますようお願い申し上げます。
目上の人や役職の高い人などに対して来てほしい場合に使えれるフレーズです。
- 講演会終了後お時間がございましたら、ショールルームへお運びくださいますようお願い申し上げます。
品格くん
「お運びください」は「来てください」「行ってください」を奥ゆかしく、美しい言葉に置き換えたものです。
⑥ご出席を賜りたく存じます。
目上の人や得意先の人などに来てほしい場合に使うのに適したフレーズです。「賜る」は「いただく」と同様に謙譲語ですが、「いただく」よりかしこまったメールで使います。
- ご多忙なところを大変恐縮ですが、ご出席を賜りたく存じます。
- ご出席賜りたく、ご案内申し上げます。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!