「よろしゅうございますか」接遇、おもてなしの用語一覧とフレーズ｜ビジネス敬語　ルールとマナーは日本人の礼儀

「接遇」とは「おもてなし」です。企業などにおける「接遇」は、来客を迎えてから送り出すまでに行う応対の全てを指します。

来客にできるかぎりのおもてなしをすることで、その来客との間によりよい人間関係を築くことができます。

品格くん

接遇者の態度や振る舞いによって、企業に対する第一印象が決まってしまうものなんです。だからとても重要なんですよね。

どうすれば来客に好印象を与え、よりよい人間関係を築くことができるかを十分配慮しなければなりません。

秘書

接遇用語を使うだけでも、丁寧で誠実な印象を与えることができます。用語を取得し、ワンランク上の品格を身に着けましょう。

品格くん

接遇のポイントとして、①親切・丁寧、②誠実・公平、③正確・迅速を意識して、接客するとよいでしょう。

普通の表現	接遇用語
ごめんなさい	申し訳ありません
すみませんが	恐れ入りますがごめんどうですがお手数ですが申し訳ございませんが
知っていますか	ご存知でしょうかおわかりでしょうか
わかりました	かしこまりました
いいです	けっこうでございます
いいですか	よろしゅうございますか
できません	いたしかねます
ないです	ございません
そうです	さようでございます
どうでしょうか	いかがでございましょうか
かまいません	差し支えございません
わたし	わたくし
どこ	どちら
そこ	そちら
ここ	こちら
なんでも	なんなりと
なんの	どのような
用件	ご用件・ご用向き
失敗・ミス	不手際
だれ	どちら様／どなた様
いま	ただいま
今日	本日
残念	あいにく
わからない	わかりかねます
行きます	参ります
ちょっと	少々
とても	たいそう
何度も	たびたび
あとで	のちほど
そのとおり	ごもっとも

品格くん

状況に応じて使えるよう、何度も声を出して発声することで無意識でも使いこなせるよう心がけ、接遇用語を身につけましょう。

状況	フレーズ
客を迎え入れるとき	いらっしゃいませおはようございます ○○様でいらっしゃいますね。お待ちしておりました
相手を確認するとき	どちら様でいらっしゃいますかお名前をお教えいただけますかおつれ様はどなた様でしょうか恐れ入りますが、お名刺をちょうだいできますでしようか
用件を聞くとき	どのようなご用件でしょうかお約束をいただいておりますでしようか
指名のないとき	ちょうだいいたします ○○様でいらっしやいますね
名前が読めないとき	失礼ですが、お名前はどのようにお読みするのでしょうか
自分が名乗るとき	私は、（部署名）の○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします
伝言があるとき	○○を承っております
待ってもらうとき	恐れ入りますが、こちらで少々お待ちくださいませ恐れ入りますが、お待ち願えませんでしょうか
相手を待たせたとき	たいへんお待たせいたしました