教えてもらったとき「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝える事は教えてくれた人に対する礼儀ですね。
もっと他に感謝の気持ちが伝わる言葉はないのか?
毎回「ありがとうございます」のひとことで良いのだろうか?
私は入社してから10年以上、このワンフレーズのみを使ってきました。歳を重ね、キャリアを積んできても、人様から教えてもらう機会はいくらでもあります。
そして、日に日により相手に伝わる感謝の言葉はないか?
教えてくれた相手が気持ちのよくなるフレーズはないか?
と思うようになりました。
ここでは先輩、上司に教えててもらったときに使いたいフレーズをご紹介します。
礼儀長
お礼を言うべき場面では、 ストレートに感謝の気持ちを伝えると相手に与える印象もよいものです。
特に上司は、たくさんの仕事をかかえ、忙しいものです。上司に教えてもらったときは、レベルの高い敬語を用いて感謝の気持ちを伝えましょう。
しろくま礼儀長
上司に対して「さすがです」「 教え方が上手」などは失礼な表現です。ほめたつもりでも、 生意気だと受け止められてしまうおそれがありますので注意!
①勉強になります
目上の人から「学ぶ」という前向きな姿勢が伝わるシンプルなフレーズです。
- 勉強になります。
- 大変勉強になりました。
礼儀長
実際に上司に注意を受け、指導後にこの言葉を使った際に、上司から「良い心構えだな。君のその勉強になりますっていう言葉は非常にいいね」と褒められた事があります。
②お教えいただき
教えてもらうときに最も使われるフレーズのひとつです。
- 教えていただき、ありがとうございました。
- お教えいただき、よく理解することができました。
- お教えいただき、理解が行き届きました。
- お教えいただきありがとうございました。深く理解できました。
- お教えいただき、疑問が解けました。
- ただいまから、お教えいただいたとおりに、
実践してまいります。
礼儀長
社内のメールでもよく使われているフレーズですね。「理解しました」と付け加えると、教えてくれた相手も安心するでしょう。
③ご教示(きょうじ)いただき
作業内容やマニュアルなどの操作や手順など、手ほどきを受けたときなどに使います。
- ご教示くださり、ありがとうございました。
- ご教示いただいきました〇〇の点について、
改善していくように努めてまいります。
礼儀長
教えてほしいとき、教えてもらったときなど「教示」という表現は メールでよく目にします。
④ご指導いただき
先輩や上司など目上の人から教えてもらったときによく使います。
- ご指導いただき、ありがとうございます。
- お忙しい中をご指導くださり、ありがとうございました。
- ご指導いただいたことを、今後に生かしてまいります。
- 早速、ご指導いただいたように、実施いたします。
礼儀長
指導というだけあって、失敗した時など、注意を受けたあと指導という形で教えてもらう事が多いですね。「今後にいかします」など次回に向けての決意を表明することで前向きな姿勢が伝わるでしょう。
⑤ご指摘いただき
「指摘」は問題となる事柄をこれだと取り上げてさし示すことで、要するに他人のミスや不備を発見して、示すことです。
- ご指摘いただき、
ありがとうございます。気づかずにおりました。 - ご指摘いただいた点を、今後、改善してまいります。
礼儀長
自分の作成した資料の誤字脱字やミスを発見してくれたとき、また誤った行動・態度をとった時に受けた注意などに対して誰に対しても使えます。
「教えてもらいたいとき」の敬語フレーズもオススメです。こちらもぜひご検討ください。
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礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!