上同から食事や飲みに誘われるのは、部下としては断りにくいものです。
飲みの席での上司の自慢話、武勇伝などを聞くのは学びのうち。ときには仕事のノウハウまでアドバイスを受ける事も。上司に食事をおごってもらい、プライベートな時間までも、指導を受け、「長く働けば働くほど評価されるのが当たり前」という考えを持つ事も当たり前にあった昭和のサラリーマン。
「理想の上司!」と考えていた方も少なくないはずなのではないでしょうか?
上司に誘われ、食べたくないにも関わらず無理やり食べさせられたり、嫌がる部下を何度も食事に誘ったり、一部の部下だけを食事に誘うなど、食事に関する「嫌がらせ」全般を総称して「メシハラ・飯ハラスメント」といいます。
ときは平成を経て令和。就業時間は仕事、でも食事の時間は休憩時間であり、時間外はプライベートな時間であって、明確に線引きされる時代です。
メシハラワード
こんな発言があったら危険!行為者は発言に注意し、被害者はハラスメント対策をしましょう。
体を大きくする必要があるのでしょうか?体育会系の発言ですね。1日に摂取する量、食べる物、健康管理は自分で管理したいところです。
体型について上司からとやかく言われる筋合いはないですよね。自分の体型コントロールは自分でなんとかしましょう。
科学的根拠があるのかどうなのかわかりませんが、社会人なら口臭は気にしたいものです。
奢ってくれなくてもいいから、自分が食べたいものを、食べたい量を食べたいですよね。「その前に、早く帰らせろ」と言いたいです。
礼儀長「メシハラ」実体験
1.誘いを断ると、明らかに不機嫌な態度をとる。
2.上司の裁量で会社の経費(接待費)で落とす事もあったが、割り勘の日も。
3.深夜にシメのラーメンを食べさせられる。
4.体重が増えようが、お腹が出ようがお構いなし。
5.「役職手当の半分は部下に奢ってやれ」昇進する部下に対して継承の如く伝えていた。
6.二次会に行かないと、キレる。
7.据え膳食わぬは男の恥!出された物はすべて食べるのが男の美徳!
メシハラ対策
とにかく、はじめが肝心。
プライベートの充実感を伝えましょう。資格取得や英会話教室、習い事などスキルアップのための前向きな姿勢を伝える事で、仕事への意欲が伝わります。