プライベートで利用しているインスタやフェイスブックなどのSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では、アカウントのプロフィールや投稿写真、コメントなど
「会社の人には見られたくない。」
と思っている方、多いのではないでしょうか。
特に最近ではあいさつ代わりに同僚や上司から友達申請が届くこともあり、断りづらいがために
「承認してしまい後悔した。」
という経験をされた方も多いかと思います。
会社にいるときは、社内規定を順守し、ルールを守り、会社や上司の評価も少なからず気にしつつ日々働いている方がほとんどだと思います。
しかし仕事が終わればプライベートな時間です。「仕事枠」と「上司の監視下」から一旦外れます。
そんな大切なプライベートな時間は、会社の事から切り離して過ごしたいですね。
上司が投稿した写真や記事に「いいね」やコメントを付けるよう強要されたり、他にも自分が投稿したプライベートな内容にあれこれ言われたり、話題にされたりする。
このようにSNSにまつわるハラスメントをソーハラといいます。
SNSでは地元や学生時代からの友人、家族、または実際に会ったことのないオンライン上の他人までつながっていたります。これは会社という組織・規則とはかけ離れた、異なる秩序のつながりです。
ソーハラワード
こんな発言があったら危険!行為者は発言に注意し、被害者はハラスメント対策をしましょう。
「友達って申請してなるものでしょうか?」
「まず投稿見たのを前提で、話題にされても困りますね。」
「なぜ上司の投稿をチェックしなければならないのか?拘束感があります。」
「私服について、とやかく言われたくないですね。」
「週末にどこへ行こうが、個人の自由です。」
礼儀長「ソーハラ」実体験
1.入社後すぐに、私宛にフェイスブックの友達申請を送ってきた。
同じ部署に配属された中途入社の人から、すぐにフェイスブックの友達申請がきました。
私は会社の人とは一切友達登録はしないというスタンスを貫き、申請を無視しました。
2.仕事中にプライベートのスマフォにLINEが送られる。
会社からもスマフォは支給されておりますが、社内メールもあります。さらに勤務中にも関わらず、個人スマフォに上司からLINEが届きます。
個人スマフォは私がお金を払っております。上司からLINEが届いて反応する必要はありません。むしろ勤務中なので、全く反応しない方がよいですね。
頻繁にLINEが届くようであれば、一旦カバンに入れておきましょう。家に忘れた事にしておいても良いかと思います。
ソーハラ対策
- ソーハラの被害に遭わないためにはまず、自分の身元がわからないようにアカウントを設定しましょう。
- そして登録していない人には投稿が見れないよう設定しておきます。
- ハラスメントの行為者となり得る上司という立場であれば、部下のSNSは見ないでおきましょう。
- もちろん部下のプロフィールや投稿に関する話題を部下にするのはNGです。アウトです。
- もし見つけてしまったとしても、見て見ぬふりをするのが賢明です。
SNSから距離をおいて過ごす事をSNSデトックスといいます。上司からソーハラ発言があったら、禁煙や禁酒、ダイエットと同じように「今週は、SNSデトックス中ですので、見てません。」と伝えてみるのも手かもしれません。