相談事は文章にすると文量が多くなる傾向にあります。経緯や気持ちまで書くとなおさらです。
相談内容を文章で残すのは得策とは言えないでしょう。
相談したいときにはいきなり用件を切り出すのではなく、まず「相談がある」ことを伝えてから、内容を説明し、本題の相談は別の場を設け、メールではアポイントメントをとるまでとしましょう。
①~についてご相談がございます
相談を持ち掛けるときによく使えるシンプルなフレーズです。
- しろくま社へのアプローチ方法についてご相談がございます。
- 先日いただいた仕様書の内容について、ご相談がございます。
②ご相談事項が○点ございます
最初に「相談事項が何点かある」ことを先に伝えると、相手に伝わりやすくなります。相談事項を箇条書きにすると良いでしょう。
- 稟議書作成にあたり、ご相談事項が2点ございます。
1点目は○○について、 2点目は○○についてです。
③ご相談のお時間をいただきたく
時間をもらって個別に相談をしたいときに使うフレーズです。
- 来期の新入社員研修について、ご相談のお時間をいただきたく、メールをいたします。
- 佐藤様にご相談のお時間をいただきたく、メールを差し上げました。
- ぜひ佐藤様にご相談したく、お時間をいただけませんでしょうか。
礼儀長
相手に時間を割かせることになりますので、腰を低くしてお願いするのが礼儀です。
④一度相談の機会を設けてくださればありがたいです
目上で、多忙な人にお願いするときのフレーズです。前にクッション言葉を添えることで礼儀正しい印象を与えることができます。
- ご迷惑とは存じますが、一度相談の機会を設けてくださればありがたいです。
- ご多忙のなか恐れ入りますが、一度相談の機会を設けてくだされば幸いです。
⑤お打ち合わせを兼ねてご相談できれば〜
対面や電話で意思疎通を図った方が無駄がなく効果が見込めるときに使うフレーズです。
- メールですと長くなりますため、お打ち合わせを兼ねてご相談できればと思っております。
伝えたいことの70%ほどしか文章では伝わらなと言われており、文章との使い分けがポイントになりますね。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!