予期せぬ事故や災害などに驚き、どう対応を取って良いのか、気持ちが動揺してしまうこともあるでしょう。一報が入ったらまず落ちついた行動が何よりも大切です。
お見舞い・お悔みのメールでは相手の心情を察し、「このメールにお返事は不要ですので、お気遣いをなさいませんようお願いいたします」など
返信を求めたりせずに相手のタイミングで返
ここでは体調を気遣うとき、お見舞いのメールフレーズ12選をご紹介します。
①お加減はいかがですか。
体調を崩した相手に使うフレーズです。「お加減はいかがですか」は「体調はどうですか」の丁寧な表現です。
- 入院されたと伺いましたが、お加減はいかがですか。
- 退院されたとのことですが、その後お加減はいかがでしょうか。
②心よりお見舞い申し上げます。
「お見舞い」は相手を慰め、元気づけることが目的です。
- 突然のご入院と承り、心よりお見舞い申し上げます。
③お大事になさってください。
相手の体をいたわる気持ちを表すときに使うフレーズです。「お大事にしてください」を丁寧な敬語表現にしたものが「
- 朝晩めっきり寒くなってきましたので、くれぐれもお大事になさってください。
- 順調にご回復なさったと伺い安心いたしましたが、どうかお大事になさってください。
- お風邪を召しませんように。
④一日も早いご回復をお祈りいたします。
- どうぞ療養に専念されて、
一日も早いご回復をお祈りいたします。
⑤元気なお顔を拝見できますよう、お析り申し上げます。
「元気になって戻ってきてください」という気持ちを伝え、
- 術後の経過は良好と伺い安心いたしましたが、元気なお顔を拝見できますよう、お祈り申し上げます。
- 順調にご回復なさり、元気なお顔をお見せくださいますよう、お祈り申し上げます。
⑥元気なお姿を拝見できるのを楽しみにしております。
「元気になって戻ってきてください」という気持ちを伝え、
- 入院されたと伺いましたが、その後お加減はいかがでしょうか。十分な療養ののち、元気なお姿を拝見できるのを楽しみにしております。
⑦驚いております。
予期せぬ事故や災害などを知らされたときに、メール冒頭に記載する緊急時のメールに適した表現です。
- 報道で地震の被害を知り、大変驚いております。
- ご訃報に接し、ただただ驚いております。
⑧突然のことに言葉もありません。
訃報など、
- 突然のことに言葉もありません。お知らせいただき、まことにありがとうございます。
- 会長様の訃報に接し、あまりに突然のことに言葉もありません。まだ信じられません。
⑨大変心配しております。
事故や災難に遭遇した相手の様子がはっきりとわからず、
- ニュースで事故の状況を知り、大変心配しております。
- 大きな火災だったと聞き、大変心配しております。
⑩思いもかけぬご災難、お見舞い申し上げます。
大変な状況になっている相手には、シンプルな敬語表現のお見舞いの言葉を伝えます。
- 出張中の思いもかけぬご災難、お見舞い申し上げます。
- 報道で事故を知りました。思いもかけぬご災難、お見舞い申し上げます。
⑪さぞやご心痛のこととお察しします。
災難に遭遇し、
- 思わぬ事故に巻き込まれたと伺いました。さぞやご心痛のこととお察しします。
⑫お疲れもさぞかしのことと拝察します。
「拝察」は「察する」
- 被災地の方々におかれましては、復旧作業も長引いているようでお疲れもさぞかしのことと拝察します。