普段、親しい友人や家族、職場での日常会話であれば「ちょっと」「すこし」というフレーズで、十分相手に伝わることでしょう。会話が続くようであれば「ほんのちょっと」「ものすごくちょっと」などアレンジして多用することもできます。
しかし、ビジネスシーンでは複数の人を交えた取引先との商談時や目上の人と話すときなど、普段遣いの言葉で表現するのがふさわしくない、改まったシーンがあります。
そんなときでも、いくつかの言い換えフレーズを覚えておけば、改まったシーンに対応する事ができます。
品格くん
ビジネスシーンを通じて、内容にふさわしい言葉を適切に使い分けることで、品格を磨きましょう。
「ちょっと」「すこし」という言葉が喉まで出てきた時、以下のフレーズ(※言い換え下段)を用いてみましょう。
少々(しょうしょう)
- すこしお話が違うのではないでしょうか?
- 少々お話が違うのではないでしょうか?
多少
- ちょっと伺った事と違うようです。
- 多少伺った事と違うようです。
幾分(いくぶん)
- 父の方がすこし背が高かったです。
- 父の方が幾分背が高かったです。
心持ち(こころもち)
- いつもより、ちょっと早めにご出発をお願い致します。
- いつもより、心持ち早めにご出発お願い致します。
些細(ささい)
- ちょっとした行き違いです。
- 些細な行き違いです。
些か(いささか)
- すこし戸惑いを覚えます。
- 些かと戸惑いを覚えます。
一抹(いちまつ)
- ちょっと寂しさを覚えます。
- 一抹の寂しさを覚えます。
一縷(いちる)
- すこしの望みをもっています。
- 一縷の望みをもっています。
一片(いっぺん)
- 少しも悔いはありません。
- 一片の悔いもありません。
些少(さしょう)
- 少しですが、お納めください。
- 些少ですが、お納めください。
若干(じゃっかん)
- 他社よりちょっとお高いですね。なんとかなりませんか?
- 他社より若干お高いですね。なんとかなりませんか?
寸分(すんぶん)
- 少しの狂いもありません。
- 寸分の狂いもありません。
微々(びび)
- すこしの儲けです。
- 微々たる儲けです。
わずか
- 少しですが、意識の変化があったようです。
- わずかですが、意識の変化があったようです。
ささやか
- ちょっとした贈り物です。どうぞ、お受け取りください。
- ささやかな贈り物です。どうぞ、お受け取りください。
やや
- ちょっと意見が異なるようです。
- やや意見が異なるようです。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」礼儀であなたの品格を磨きましょう!