上司の代わりに応対するときは、
注意点としては、自分側である上司の行為を尊敬語で表現してしまうことです。
いくら自分の会社の社長であったとしても、自分側を高めた表現は相手に対して失礼な行為であることを認識しましょう。
自分の立場をわきまえた、丁寧な対応が求められます。
- 社長は、ただいまいらっしゃいます。
- 部長は、まもなくこちらに見えます。
- 課長が 〜 とおっしゃっていました。
それでは、上司不在時に取引先との打ち合わせで使える敬語フレーズをご紹介します。
①上司呼びだし時のフレーズ
- ただいま、〇〇がまいりますので、少々お待ちくださいませ。
- 部長の○○がまいります。今しばらくお待ち下さい。
上司が予定していた来客であれば、相手を心配させないよう取り繕うこともビジネスでは致し方ないことです。
②一時的に退席する場合のフレーズ
- 失礼いたします。すぐに戻ります。
- お待たせして、たいへん失礼いたしました。
上司の所在を確認するなど、お客様の前で社内のやり取りが聞かれてしまうのはスマートではありません。一旦席を外しましょう。
礼儀長
用事を済ませて席に戻ったら、「お待たせして、たいへん失礼いたしました」 などと、おわびの言葉を述べるのが礼儀です。
③上司不在時のフレーズ
- お急ぎのところをお待たせして、申し訳ございません。
- 本日は、〇〇に急用ができてしまいました。
代わりに私がお話を承ります。 - ご用件をお聞かせ願えますでしょうか。
④自分では判断がつかないとき
自分で判断できないことは、
- その点について、〇〇は承知しておりますでしょうか。
- そのように○○は申しておりましたか。
- 私では、判断いたしかねますので、〇〇と相談の上、
改めてご連絡させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 - 本日うかがったお話は、責任を持って、〇〇に申し伝えます。
責任を持って上司に伝えることを約束すると、
⑤話の途中で携帯電話が鳴ってしまったとき
接客中は、携帯電話の電源を切っておくのが礼儀ですが、不在の上司から連絡があるかもしれません。携帯電話は事前にマナー設定しておきましょう。
- たいへん失礼いたしました。
- 電話が入りましたので、少々お待ちいただけますか?
- たいへん申しわけございません。
電話に出てもよろしいでしょうか?
話の途中で着信音が鳴ってしまった場合は、「たいへん失礼いたしました」
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!